ソラマメブログ

  
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2009年07月29日

関西一番元気な場所??

こんにちは、ポジカル白井です。

毎日あっちへ行ったり、こっちへ行ったりとしています。
要は多くの人と会ってます。

で、昨日は関西で一番元気な場所へ行ってきました。


「特定非営利活動法人 関西を元気にする会」の総会に行きました。
関西を元気にする会は文字通り関西を元気にしたい企業が集まって勉強会や
ビジネスプラン発表会や交流会をやっている集まりです。


昨日は今年度の総会があり、講演と懇親会が行われました。

関西を代表する企業の経営者が集まっている会。

しかも、名の通り元気にするのが目的なので、当然参加者は元気です。


かなり楽しい会でした。


で、タイトルの「関西一番元気な場所??」とは・・・。
この懇親会会場ではないのです・・・。


そのあとに数名の経営者と梅田の汚い小料理やに行ったのです。


まさに、そこが「関西で一番元気な場所!」なのです。

そこはカウンター8席ぐらいの汚い飲み屋です。名前は「九州」。



こんな感じです。


何が「関西で一番元気」かというと、ここのお母ちゃん。

うるさい!ずっとしゃべっている。
店に入った第一声は「グラッチェ、グラッチェ」

意味わからん・・・・・


でも、このお母ちゃんのおかげで店の中はずっと笑いが絶えない!
めちゃくちゃ口は悪いのに。

お客のことを「おまえら」と言うし、「こらボケ!」っていうし、むちゃくちゃだけど、とにかく面白い。
そのおもしろさがとてつもなく前向きな考えの持ち主なんです。

このお母ちゃんは実はオバハンタレントなのです。
数年前の「ここがヘンだよ日本人」というビートたけしの番組で関西と関東のオバタリアン対決とか合ったのですが、
関西代表のキャプテンを務めてた人!


しかもその後は日本代表?になってパリのオバタリアンと対決しに、フランスへ。しかもキャプテンとして。


で、なぜキャプテンになれたかというと、ただ面白いだけではなく、努力をしてたのです。
キャプテンになるためには?
放送されるには?
ディレクターが求めているものとは?

など徹底的に考えて、行動し、自分のオバタリアン度に磨きをかけているのです。
すべてを話せませんがとにかくすごいんです。

このお母ちゃんの前向きさと明るさは今までの努力から来る明るさなのです。
なので、店の人みんな元気になり、笑いがとまらないのだと思います。


この店に行ったのは実は数回目で一回目は3年半前くらいかな?

前職のときに今の専務と一緒に「いずれは起業しよう」などと話していたとき、
「毎月1日を起業に向けた話し合いの飲み会をしよう」と言うことになって、
記念すべき第1回目飲み会の場所に選ばれたのがこの「九州」です。


もちろん飛び込みで探していて、「起業の話をするのでゆっくり話ができる割烹がいいよね」
とかいってると、九州を外から見るとまさにそんな感じ。


迷わず入ったらそこは別世界!
お母ちゃんの独壇場!もちろん第一声は「グラッチェ、グラッチェ」

完全に失敗したことに気づいたけど、勢いで入らざる得なくて入りました。
すると、ゆっくり話をするどころか?
二人の会話は一切なし。

お母ちゃんと僕。
お母ちゃんと専務。
お母ちゃん単独。

この3つしか無い。

ただ、とにかく面白かったし、お母ちゃんのオバハンタレント武勇伝もいっぱい聞けた。

起業の話は一切できなかった第一回目の起業会議でしたが、

「前向きな人を増やす」ことを目的にした会社をつくるための第一回目の会議の場所にある意味ふさわしかったと思ってます。
本当に前向きな人がどんな人かをベンチマークできました。

本当に前向きな人は周りも同じ気分にさせてしまうんだと。


この店とはそんな出会いでした。


昨日行った際は1年ぶりくらいだったけど、お母ちゃんは僕たちのことを覚えていて、
前と同じように「生嶋ヒロシに似てるね~」っていってた。
「メガネやん~」と同じようにつっこんどきました。

最後はお母ちゃんは酔っぱらってきてカウンターにすわり、お客さんのひとりがカウンターの中に入り、
お酒とか出してくれてました。


元気になりたい方は是非行ってみてください。
そうとうの覚悟が必要です。

場所は阪急梅田駅のDDハウス側の路地を少し入ったところ  

Posted by posical kidd at 22:15Comments(0)

2009年07月17日

誰かが言わなければならない一言!!

こんにちは、ポジカル白井です。

今週もとても忙しい時間を楽しんでいます。
昨日は弊社主催の経営者、採用責任者向けのセミナー

『100年に一度のチャンス!!
ベンチャー・中小企業が新卒採用で勝ち組になるノウハウ!!』公開セミナー

を行いました。
ここで最近もやもやしていることが「こうするべきじゃないか!」と明らかになったことがあります。



「最近の若者は!」と言ったような言い方をするとおやじみたいに想われますが、あえて使いたいと思います。


「最近の若者は覚悟を決められない!!」


と感じることが良くありました。


例えばお客様の内定者研修での出来事です。
内定者はかならず、マリッジブルーのように内定ブルーになります。
これは人間であればオートマチックにかかります。
大なり小なりはありますが・・。
これにはメカニズムがあります。これを話すと長くなるので別の機会にしますが。

解決策としては
①内定した気持ちを一度フラットに戻す
②再度、自己分析をして自分の価値観やなりたい自分を明確にする
③今まで理解した会社のことを一旦忘れ、再度理解するため調べる
④自分の価値観と会社の価値観、能力と能力がフィットしているかを確かめる
⑤フィットしていれば納得する

といった流になり、これを内定者研修で行うのです。

内定者たちは真面目に取り組み、結論として冷静に改めて考えてフィットしている会社だとなりました。
でも、入社を決められないのです。迷っているのです。

迷うことはいいことだし、徹底的に考えればいいと想う。

でも、考え尽くして答えが出たときは「覚悟」を決めて進まないといけないと想う。


正直なところ内定した会社がその人に本当に合っていて、どの会社より活躍ことができるのか?なんて
誰もわからない!

企業や採用支援会社はミスマッチが少なくなるように最大限の努力はするべきだけど、
最後に必要なのは本人の「覚悟」だと想う。

「覚悟」があればどんなことでもやれるし、実現できるはず!


この「覚悟」を持てない学生が多いと感じる。


昨日のセミナーの1部で講演いただいた株式会社モダンアパートメントの渡邊社長はとてもユニークな採用活動をしている。




渡邊塾という育てる採用をしている。
モダンアパートメントは創業2年目の3名しかいない時期から新卒採用を本気でやっている。

キーワードは「覚悟」


自分の人生に「覚悟」を持つということをいろんなことを通じて伝え、考えさせ、体感させ、理解させている。

お客様扱いが多い今の採用活動で渡邊社長は常に「決断」を迫る。
「覚悟のないやつは帰ってくっれ!」

もちろん、渡邊さんの想いや会社のビジョン、強みなどもすべて伝える。
その上で、「自分の人生に覚悟を持てる人」と働きたいし、それが働く人を幸せにすることだ。


本来あるべき採用活動ではないかと本気で感じます。



人間は悩む生き物だと想う。
徹底的に考えることは必要だと想う。

でも、最後は「覚悟」を決めて信じて突き進むことが重要だ。

僕は徹底的に考える機会を与えたあとで言いたい!

「覚悟を決めろ!」
「甘えるな!」
「自分の人生は自分で決めろ!」

「自分の人生の主役は自分なのだから!」  

Posted by posical kidd at 11:08Comments(0)

2009年07月07日

NBAに挑戦!田臥勇太を追いかけよう!

こんにちはポジカル白井です。
またまた久しぶりのブログになりました。


最近は営業シーズンで毎日アポイントと企画書作りに大忙しでした。
関西を元気にする会ジュニア会に参加したり、多くの経営者とお会いしたり、
東京へ行ったり、OKwaveの兼元社長の講演行ったりと、
とても充実した毎日を過ごしています。


そんな中、昨日ふとNHKをつけると田臥勇太の特集をやってました。



田臥勇太とは日本初のNBAバスケットボールプレーヤーです。
その彼が再度NBAにチャレンジすると言う内容です。


私が彼を知ったのは彼が前人未踏の高校3年間で3年連続3冠をねらっている3年生の
京都総体だったと思います。

バスケに興味が合ったわけでは無いのですが、大学を卒業してスポーツが好きという安易な理由で、
スポーツ小売業に就職していた私の周りにはバスケ好きの人も多く、いろいろ教えてもらいました。


そんな中、京都で高校総体が開かれ、出張販売に会場に行ったときにたまたま、バスケットボール会場に
私は行きました。


そこで、目を奪われたプレーヤーが田臥勇太だった。
彼はバスケをやるには小柄の173センチですが、とてつもないスピードとテクニックでゲームを支配していた。
彼のプレーで会場は大歓声!


もちろん京都総体も優勝し、高校バスケの3大体会で3年間すべて優勝し、前人未踏の9冠を手にして卒業した。

そんな彼がNBAに初挑戦したのは2003年。NBAの選手になるに何度もキャンプと言われるセレクションに
勝ち残らないといけない。
何度かキャンプは勝ち残ったが、最後のキャンプで脱落した。

日本NO.1の田臥はNBA選手にはなれなかった・・。

その後、一人アメリカに残り、下部リーグで経験を積み続けた。

その結果、2004年に念願のNBA選手として登録!デビュー戦を華々しい結果でかざり、
NBA田臥勇太が誕生した。


しかし、その後結果を出せず、1ヶ月で解雇。


それからまた、経験を積むためアメリカに留まったが、NBAに戻ることは無かった。

そして、帰国・・。

日本NO1田臥勇太は日本に帰国したが、居場所は無かった。

日本では五十嵐圭という新しいヒーローが生まれていた。


しかし、アメリカでもまれた田臥は様々なチームを転々をするが次第にその実力を発揮し、
今年全日本メンバーの中心選手となった。
しかし、NBAは諦めていない。


田臥中心に全日本チームはまとまり、東アジア選手権に挑むことになった。
そこへ、田臥の元へ一通の手紙が・・。

NBAへの登竜門ミニキャンプの招待だった。

神のいたずらかミニキャンプの日は東アジア選手権の日程と同じ日。


今まで一緒に頑張ってきた全日本か?
夢だったNBAか?


田臥はNBAを選択する。
そしてアメリカへ


今まで一緒に頑張ってきた全日本メンバーは複雑な気持ちだったと思う。
それもわかった上で田臥はNBA挑戦をした。


結果は・・・


キャンプ前の合宿でまさかの怪我。
キャンプ地にはやってきたが、プレーはしなかった。
もちろんそのまま脱落。

普通なら怪我してでもやれるだけややった方がいいと思う人もいるかもしれない。
でも、田臥の決断は正しいと僕は思う。
NBAに入ることが目的でなく、プレーすることが目的だから。

無理をして怪我を長引かせるより、完治して挑戦したほうが「やれるべきとをする」ことだと思う。
プレーできないのは田臥が一番つらいのだろう。
まして、全日本のメンバーを捨ててきたのだから。

そのあとも田臥はアメリカにのこり、キャンプのチャンスを望む。


テレビドラマならすべてを捨てて挑戦する田臥はNBA選手として活躍する結末になるんだろう。
でも、現実は違う!

現実は厳しい。
特に勝負の世界ではプロセスより結果がすべて。

田臥は今まで本当に頑張ってきた。
それは誰もが認めること。

でも、NBAで活躍するという結果を残せなかったら今までの努力が「無」になる。
それが、真剣勝負の世界だと思う。

田臥にはどんな泥臭いプレーでもいいからNBAで活躍してもらいたい。

ドラマのようにきれいでなくてもいいので、結果を残してもらいたい。
昨日のテレビを見ていて彼は結果にこだわっているのがひしひしと伝わってきた。
真剣勝負だ。


私はまだ新米経営者なのでレベルは違うが、会社経営も同じようなものだと思う。
プロセスより結果がすべて!

プロセス頑張っても結果が出ないのはプロセスが間違っていたに違いない。

なので、結果がすべてなのだ。

竹刀ではなく、真剣で戦っているような感覚がある。

大きくしくじると明日は来ない。
田臥も大けがをすると明日は無い。


そんな思いで昨日のテレビをみていました。


田臥を応援しよう。  

Posted by posical kidd at 18:24Comments(6)