posical kidd
2009年02月13日
18:18
最近、一人キャンペーンで「社長数珠つなぎ」を実施しています。
ベンチャー社長とじっくりお話をして、生き様や経営ノウハウなどを聞いたり、
武勇伝を聞いたりしています。
最後に面白い社長を紹介いただくということをしています。
で、最近感じること。
世間は「不景気だ」「不況だ」といっていますが、最近お会いした経営者ほとんどが、
「不況はチャンス」とおっしゃってます。
「ピンチはチャンス」とは良く言いますが、言うだけの人は非常に多いです。
しかし、お会いした経営者たちは行動に移しています。
というか、不景気になる前からずっと行動に移しています。
何をしているかと言うと
「当たり前のことを当たり前にする」
これをずっとしています。
例えば、「お客様の声を聴く」「依頼にはすぐに応える」「元気に挨拶する」「お客様の満足を真剣に考える」
などなど。
「そんなこと?」を思われるかもしれませんが、出来てない社会人や会社は非常に多いのです。
当たり前になりすぎて、気づかなくなってしまっているのです。
私自身も社会人としての考え方のベースは「近江商人」の考え方です。
知る人ぞ知る「てんびんの詩」の世界です。
これは、「3方良し」の考え方で、最終消費者、取引先、自社の3方が
「よかった」と思える仕事を提供するという考え方です。
特に最終消費者と取引先が満足すると、自社へ帰ってくるといった、
少し奉仕の精神が入っています。
新社会人の時は意図的に意識をして「お客様のこと」を考えていました。
今でもそれは変わっていないです。
しかし、少し薄れているのかもと思うこともあります。
これではダメですね。
最近続けている社長数珠つなぎでとても大切な原点に気づかせてもらったと思います。
不況もちろん事実だと思いますが、どの時代も普遍的な大切にしなければならないものがあり、
好景気だろうと不況だろうと「人と人とのつながり」の中でビジネスが行われているワケで、
そう考えると最近お会いしている経営者たちはどんな時代でも「当たり前のことを当たり前にする」
ことを徹底的にやっているからこそ、不況の時代に「仕事はいっぱいある」と言えるんだと感じます。
こんな時代だからこそ、「信頼」が重要なのです。
私も再度心を引き締めて、「3方良し」の精神を意識して、就職活動市場を変革していきます。
平凡なことを非凡にやります!